• 源平桃と日本の護り


    4月17日(土)13時半から第82回 倭塾を開催します。
    詳細は↓から。
    https://nezu3344.com/blog-entry-4847.html


    いまの状態は、過去から現在までの結果です。
    そして未来は、現在の努力によってのみ、変えることができるし、拓くことができるものです。
    源平桃を眺めて、「ああ、きれいだな」と思うだけではもったいない。
    いにしえに思いを馳せながら、自分もまた、神様に護国の鬼となって使っていただける、そういう男になれるよう、残りの生涯をまっとうしていきたいと思っています。

    源平枝垂れ桃
    20210412 源平桃
    画像出所=https://www.jalan.net/kankou/spt_29385ac2102079391/
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    桜の季節になるとときたま見かけるのですが、白、ピンク、紅の三色の花をいっぱいにつけている木があります。
    遠目には、まるで桜の花のようで、白い桜とピンクの桜、緋色の桜が、まるで一緒に咲いているかのように見えます。
    けれどよくみると、それら色の異なる花が、一本の同じ木から咲いています。

    実はこれ、桜ではなく「源平桃」という花桃の木です。
    名前の「源平桃」は、白=源氏、紅(赤)=平家が入り乱れて戦った「源平合戦」になぞらえてこの名が付いたといわれています。

    おもしろいもので、この花、咲き方は土壌やその年の気候によって、同じ木でも、白やピンクの花のつきかたが毎年違います。
    去年は薄桃色に白の組み合わせだったなあと思っていると、今年は緋色に桃色の組み合わせだったりするわけです。
    とてもおもしろい花木です。

    この源平桃は、江戸時代に開発改良された花桃です。
    残念なことに近年では、桃の木そのものまでもが、あたかもChina原産であるかのように書いているサイトなどをネットで見かけますが、実は、桃が単に温帯性の植物であるというだけで、桃自体に国境があるわけではありません。
    桃は、もともとChinaから日本にかけて広く分布していたのです。

    ところがサイトによっては、「桃の木は江戸時代の初め頃に日本に渡来した」などと図々しく書いているものもあります。
    それが単に不勉強だということは、古事記を読めばわかります。
    古事記の神話に、ちゃんと桃の木も、桃の実も出てきます。
    桃は古くから日本にあったのです。

    桃の木は、甘い果実(桃)を産しますが、実は木に虫がつきやすく、やや育てにくい品種とされています。
    これを、虫がつきにくいように、そして観賞用、果実栽培用と様々な品種に改良したのが、江戸時代の日本です。
    おかげで、いま日本国内で育っている桃の木は、花桃、実桃に限らず、かなり育てやすくなっています。
    江戸期の品種改良のおかげです。

    トップの写真にある源平桃も、そうして江戸時代に改良されたわけですが、桜よりも花が長持ちし、しかも美しい花が咲き、しかも毎年咲く花の色合いが異なる。
    よくもすばらしい品種を造ったものです。

    名前も良いです。
    単に「紅白桃」としても良いところを、源平合戦になぞらえて「源平桃」と名付けているわけです。
    このあたりにも、江戸時代の庶民の教育の高さが伺えます。

    しかも、源平桃が咲く4月上旬から4月下旬は、壇ノ浦の戦いがあった月です。
    壇ノ浦の戦いは、旧暦ですと寿永4年3月24日、西暦ですと1185年4月25日に行われた戦いだからです。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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