• 広島と長崎に投下されたのは種類の違う原爆だった


    戦争当時国のうちの片方は、政治権力が原爆という名のきわめて非人道的な核爆弾を使用することを止めることができなかった。しかもその後の時代においても、戦後70年以上を経過しても、いまだに核爆弾使用の意思決定者に対して、その責任を追求することさえできていない。
    もう片方の当事国は、政治権力が原爆という名のきわめて非人道的な核爆弾を使用することを見事に制止し、戦争が核の撃ち合いに至る愚かを未然に防いだ。
    このことの持つ意味と凄みを、私達はもっと深く認識すべきだと思います。

    長崎原爆のときになぜか無傷で残った長崎山王神社の一の鳥居
    20200727 長崎山王神社
    画像出所=http://hayabusa-3.dreamlog.jp/archives/51291617.html
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    歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
    小名木善行です。

    この時期に絶対に毎年書き続けていかなければならないと思っていることのひとつが、今日のテーマです。
    その本題に入る前に、トップの写真についてひとこと。

    写真は、長崎原爆の被爆当時のもので、真ん中に写っているのが長崎山王神社の一の鳥居です。
    その鳥居の奥に、もうひとつ、「F」字型に半分だけ残った二の鳥居が写っています。
    この二の鳥居は、いまでも現存していて、長崎の観光名所のひとつになっています。
    それにしても原爆の熱風で何もかもが焼けて瓦礫となったなかに、たったひとつ、まるで仁王立ちしているかのように立っているこの鳥居の迫力は、まさに神々のお力を感じさせるものがあります。

    この鳥居について、先日結美大で動画の収録を行ったのですが、そのときKさんが次のようにおっしゃっていました。
    「大国主神は八十神(やそがみ)たちに重い荷物を背負わされ、
     ようやく彼らのはるか後方を付いていきました。
     そしてウサギをたすけると、今度は八十神たちによって理不尽ないじめに遭い、
     命さえ何度も奪われました。
     しかしそれでも立ち上がり、
     立派に大いなる国を建設されました。
     この鳥居は、まるでその大国主神のお姿を象徴しているかのようですね」と。

    写真をご覧いただくと、この仁王立ちした鳥居(一の鳥居)のずっと後方に、二の鳥居をご覧いただくことができます。
    原爆のとき、この二の鳥居は、鳥居の半分だけが残りました。
    その(半分だけ生き残った)二の鳥居は、今も現存しているのですが、手前の原爆を生き残った一の鳥居は、(原爆さえも生き残ったのに)、いまは現存していません。

    理由は、終戦から17年後の昭和37年3月に、運送会社のトラックがこの鳥居に衝突し、たおれた鳥居を撤去してどこかに持ち去ってしまったためです。
    以来、一の鳥居の行方は誰も知りません。

    ちょうどこの時期は、その2年後に開催された東京オリンピックと、これに伴う戦争の惨禍からの脱却がすごく言われた時代で、その一方で、国力を取り戻しつつある日本に対して、敗戦利得者となった日本人のような顔をして日本語を話しながら日本人でない人たちが暴力をもって日本を牛耳ろうとしていた時期にあたります。

    原爆にさえも、決して折れない、くじけない心があることをお示しくださった山王権現の御祭神は、大國主命 大山昨命 大年命らの国津神(くにつかみ)ですが、その神々の御心さえも踏みにじられる時代、踏みにじる人たちが日本にあった、ということです。

    もはや戦後では有りません。
    いまこそ、私たちは日本の神々の御心をあらためて取り戻すべきときにきているのではないかと思います。

     ***

    さて、今日のお題です。それは、
    8月6日に広島上空に投下された通称「リトルボーイ」は「ウラン235型原爆」、
    8月9日に長崎に投下された通称「Fat Man」は「プルトニウム型原爆」、
    どちらも核爆弾ですが、両者は種類が異なっていたという事実です。

    原爆投下は、その残虐性、大量殺戮性、無辜の市民に対するはなはだしい虐殺行為として、チェルノブイリやフクシマ原発どころではない、人類史上最悪の出来事として記憶されるべき事柄です。
    この核爆弾投下によって、
    広島では20万人の市民が犠牲になり、
    長崎では14万9000人の市民が犠牲になりました。
    しかもただ死んだだけでなく、原爆の熱戦を浴びて、その何倍もの多くの人が、苦しみ続けました。

    それだけ大きな被害が起きた事件であり、しかも人為によって起こされた核爆発事件であるにもかかわらず、どうにも納得できないのは、広島と長崎に落された原爆の「種類」がそれぞれ違っていたという事実が、まるで語られていないことです。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
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出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
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日本史検定講座講師&教務。
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